皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
膝を曲げた時や肘を曲げた時に「パキッ」「ポキッ」と音が鳴ることはありませんか?
私は学生のときに、膝を曲げる度に必ずと言って良いほど「パキッ」と鳴っていました。
その時はよく鳴るなぁとしか思っていませんでしたが、調べてみるとこの音が、
「ミシミシ」「ギシギシ」さらには「ゴリゴリ」「ガリガリ」と変化していくことで
膝に思わぬ違和感や痛みを生じる可能性があることがわかりました。
今回は膝の曲げ伸ばしの際に音が鳴る場合の原因と病気の可能性、
そして膝まわりの筋力トレーニングについてご紹介します。
膝の「パキッ」「ポキッ」の原因とは?
原因は膝の関節内にある関節液にできた気泡が弾けることが原因と
言われています。
痛みが無くてこの音が続く限りは、しばらく様子を見ても問題無いそうです。
ただし、音が何度も鳴る場合や音が「ミシミシ」「ギシギシ」するように
なってしまったら少し注意が必要になってきます。
変形性膝関節症のリスクがある
「ミシミシ」「ギシギシ」音が鳴る場合は、膝の事に気を掛けた方が良いです。
このケースで多いのが”変形性膝関節症“とのこと!
膝関節は大腿骨と脛骨から構成され、外部からの衝撃から守ったり、
関節内の動きをスムーズにしたりする役割を担うのが軟骨です。
その軟骨のすり減りから始まる疾患が変形性膝関節症です。
徐々に軟骨がすり減って骨同士がぶつかるようになると、
膝を曲げ伸ばしした際に「ミシミシ」「ギシギシ」と音をたてるようになり、
症状が進行すると音が変わって「ゴリゴリ」「ガリガリ」と鳴るそうです。
ときどき音を気にしてみて
少し怖いお話しになってしまいましたが、最初の「パキ」「ポキ」から
音が変わったと感じた時や痛みを感じるようになってきた時には注意が必要です。
ときどき、音の変化に耳を傾けて聞いてみても良いかもしれません。
<音の変化>
「パキ」「ポキ」→痛みが無ければ気にする必要なし!
↓
「ミシミシ」「ギシギシ」→膝の軟骨がすり減っているかも…
↓
「ゴリゴリ」「ガリガリ」→膝の骨同士がぶつかっているかも…
膝まわりの筋肉を鍛える
膝まわりの筋肉を鍛えることによって、膝関節への負担が軽くなります。
簡単でオススメの筋力トレーニングの方法をご紹介します!
1.大腿四頭筋を鍛える①
→膝下にタオルや枕などを置き、太ももに力を入れて押しつぶします。
2.大腿四頭筋を鍛える②
→椅子に座り、膝を真っすぐになるまで伸ばします。
3.スクワット
→肩幅に脚を開いて立った姿勢から、お尻をゆっくり上下します。
4.ブリッジ
→仰向け状態になり、膝を立て、腰を立てた姿勢からお尻を持ち上げます。
5.もも上げ
→椅子に座った状態で、太ももを上げて胸に近付けるようにします。
6.外転筋を鍛える
→横向きに寝て、膝を伸ばしたまま脚を真上に持ち上げます。
7.かかと上げ
→壁で身体を支えながら、かかとをゆっくりと上げてつま先立ちになります。
※痛みやツラいと感じた時はすぐに中止しましょう。
※回数はご自分のご体調に合わせて行なってみてください。
ご紹介させていただいた筋力トレーニング以外にも、外部から膝をサポートする
サポーター等の商品や体内からサポートする健康食品もあります。
もしご興味ありましたら、調べてみてくださいね。