皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
3月は親しい友人、会社の同僚、先輩、後輩との別れや異動に伴い、送別会や歓迎会などで
お酒を飲む機会が多くなる時期だと思います。
お酒の摂取量に関して、女性のほうがお酒を多く飲むことによるリスクが多々あるそうです。
どんなリスクがあるのかを今回はご紹介したいと思います。
女性の飲酒にはどのようなリスクがあるの?
女性の飲酒には、、、
- 血中アルコール濃度が高くなりやすい
- 乳がんや胎児性アルコール症候群などの女性特有の疾患のリスクを増大させる
- 早期に肝硬変やアルコール依存症になりやすい
などの特有の飲酒リスクがあるそうです。
血中アルコール濃度が高くなりやすい
血中アルコール濃度は、アルコールの代謝能力や水分量に影響されますが、
女性は体内の水分量が男性よりも少ないため、同じ体重・身長であっても、
血中アルコール濃度が高くなるそうです。
また、アルコール代謝能力も平均すると男性の3分の2程度しかないため、
過度の酩酊のリスク、特にアルコール中毒のリスクも高くなってしまいます。
女性特有の疾患のリスクを増大させる
女性の中で最も多いがんである、乳がんも飲酒と関係があるそうです。
女性ホルモンや運動不足・肥満など様々な要因が知られていますが、アルコールも
そのひとつで、飲酒量に比例して乳がんのリスクも高まってしまうそうです!
また、多量飲酒は骨密度を減少させ、骨粗鬆症や骨折の原因にもなりかねます。
健康日本21では、女性の飲酒量は一般的に男性の半分か3分の2くらいに
するのが安全と言われています。
肝硬変やアルコール依存症になりやすい
上述でもお話させて頂きましたが、女性はアルコールの摂取が多いと、
様々なリスクが高まります。
アルコールを長期にわたり大量に摂取した方の肝臓は、
『脂肪肝』→『アルコール性肝炎』→『肝硬変』という様に悪化します。
女性は男性より肝硬変の発生率が高く、積算飲酒量(どれだけの量を何年飲んだか
ということ)が約3分の2で、飲酒期間も男性と比べて約10年も短いうちに
肝硬変が起こってしまう可能性があるそうです!
女性は、男性に比べて体脂肪は多いため、水より油が溶けにくい性質を持つ
アルコールは体内に浸透しにくく、それだけ血中アルコール濃度があがりやすいので
アルコール依存症になってしまう可能性も高まってしまうそうです。
女性は男性よりも体格や肝臓が小さく、アルコールの代謝が遅いことや女性ホルモン
の影響などから、アルコール摂取量を抑えて飲んだほうが良いかもしれませんね。