皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
毎年のように飛来してくる黄砂(PM2.5)や飛散する花粉の影響で周囲はアレルギーの要因になることばかりで大変ですね。
タイトルにも書いている通り、過敏性肺炎の症状を引き起こす要因にもなります。
今回はこの時期に起こる可能性が高い過敏性肺炎についてご紹介します。
対策方法を認識し、予防していきましょう!
過敏性肺炎とは
埃や塵、小さいゴミなどの粉塵、車や工場から出る排ガスなどの化学物質によって引き起こされるアレルギー性の肺炎です。
このような抗原を繰り返し吸い込むことでアレルギー反応が生じ、肺に炎症が起こります。
その結果、咳や息切れ、発熱などの症状が現れます。
過敏性肺炎の発症者は特に30~50歳代と言われており、年間を通して発症。
なかでも高温多湿になる夏に多発するそうです。
発症する速さに応じて3つに分類される
急性過敏性肺炎
抗原を吸い込んでから通常4~8時間後に咳や息切れ、発熱、悪寒などの症状が現れます。
通常は1日~2日程度で改善しますが場合によっては数週間症状が続くことも。
亜急性過敏性肺炎
数日から数週間にわたって症状が現れます。
慢性過敏性肺炎
数ヶ月から数年かけて繰り返し吸い込むことで発症。
徐々に進行していきます。
また慢性的な炎症に伴って呼吸ができなくなってしまうことがあります。
症状が重い方であればステロイド薬を使用する場合もあります。
原因と対策
治療は原因となる抗原がある環境から避け続けることで改善します。
重要なのは再発しないように治った後も抗原から回避すること!
抗原の環境が自宅や職場にあるときには、大掃除を行なったり環境を変えたりしてみましょう。
N95やDS1、DS2などの防塵マスクを着用するのも一つの手ですね。