健康豆知識

若いうちからフレイル対策を!

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皆さんこんにちは!
バイオシャークゼネラルフーズスタッフの石塚です。

日常生活において、立つ・座る・歩くなどの基本的動作に支障をきたしている「ロコモ
筋肉の量が減少して、転倒をきっかけに寝たきりになってしまう可能性がある「サルコペニア

「フレイル」は上記に心身の機能低下が加わり、健康的な状態と介護が必要な状態との
中間を表します。

フレイル

診断に統一された評価基準はありませんが、日本で妥当性が示されている評価基準をご紹介します。
以下の5項目のうち、1~2項目に該当する場合はフレイルの手前の状態「プレフレイル」、
3項目以上に該当すれば「フレイル」の状態とみなされます。
該当するかどうかご自身で一度確認してみてください。

■評価基準■

  • 体重減少:6ヵ月で、2~3kg以上の体重減少
  • 筋力低下:握力<26kg、女性<18kg
  • 疲労感 :(ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする
  • 歩行速度:通常歩行速度<1.0m/秒
  • 身体活動:①軽い運動・体操をしていますか?
         ②定期的な運動・スポーツをしていますか?
         上記、2つのいずれにも「1週間に1度もしていない」と回答
    出典:日本老年医学会雑誌第55巻第3号[基本チェックリストとフレイル]
生活習慣

フレイル対策

精神面、身体面、対人面に於いて、自分がフレイルに陥りやすいと思う部分を知ることが大切です。
年齢を重ねて心身の機能低下を防ぐためにも食生活や運動に注意して、社会性を保つために
積極的に人と会話することが大事です!

緑茶はフレイルから遠ざける!?

食事の見直しについては、抗酸化物質の豊富な食材とタンパク質を積極的に摂ることで
フレイルを予防する効果が上がると言われています。

抗酸化物質と言うと、ブドウやトマト等が挙げられますが、ご紹介したいのは『緑茶』です。
緑茶には”カテキン”という抗酸化作用のある成分が豊富に含まれており、口内をケアしたり、
生活習慣病や肥満の予防にもなります。

緑茶を数秒間、口内を行き渡らせてから飲み込む動きを1日3~5回行ないましょう。
タンパク質もフレイル予防に対して重要な栄養素となりますので、肉類、魚類、大豆類、
乳製品、卵類を組み合わせて摂取していきましょう。
※種類ごとにタンパク質の働きが違うのでバランス良く食べるのが良い

高齢の方だけが起きる症状ではなく、30代・40代・50代の方もなる可能性がありますので、
若いうちから食生活を整え、適度な運動、趣味やボランティア活動を含めた生活を実践して
習慣化していきましょう!

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