皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
最近、テレビのニュースやYahooニュースで散見される「マダニ」のニュース。
SFTSというウイルスがマダニの中で媒介して人に感染し、感染した人々が発熱や
出血などの症状を訴え、これまでに53人が感染し、21人が死亡しているという
ニュースがありました。
このウイルスを持ったマダニが北海道から九州まで23道府県で見つかったそうです。
このウイルスに有効なワクチンは現在は存在しなく、厚生労働省が注意を呼びかけている
とのことです。
マダニとは?
ダニと聞くと、家の中のカーペットや畳に住む小さな生物を連想するかと思われますが、
実はマダニとは全く別の種類の生き物になります。
同じダニの種類には違いありませんが、生息地や生態は全く異なっています。
マダニの生息場所
マダニを媒介した感染症
主に草木の葉っぱやシカやいのしし、野うさぎなどの野生動物が
没する環境に多く生息しています。
・重症熱性血小板減少症候群
⇒、頭痛などの症状を引き起こし、
最悪の場合、死に至ることもあります。
・ライム病
⇒傷口近くから赤い斑点が現れ、全身の倦怠感、寒気、頭痛、
嘔吐、発熱、関節痛などの症状が現れます。
・日本紅斑熱
⇒症状は風疹に似ていて、発疹や発熱の症状が起こります。
マダニから身を守るためには?
野外(特に山林)では、腕・足・首など、肌の露出を少なくすることを心掛けましょう!
上着や作業着は、家の中に持ち込まないようにし、シャワーや入浴をしているときに
ダニが付いていないかチェックをしましょう。
ガムテープを使って服に付いたダニを取り除く方法も効果的です
マダニの多くは、春から秋(3月~11月)にかけて活動が活発になりますが、
冬季も活動する種類があります。
これからの時期、だんだんと気温が上がって外出することも多くなってくる
と思いますので、マダニ対策を意識していきたいですね。