健康豆知識

お盆休み後の海水浴に注意!

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皆さんこんにちは!
バイオシャークゼネラルフーズスタッフの石塚です。

今年は例年に比べて海水温が高く、サメが海水浴場に出没することがありますので、泳ぐとき
は注意していきたいところですが、特に注意したいのはクラゲやエイの活発的な行動です。

その中でも今回はクラゲの特性と刺されてしまったときの対処についてご紹介します。

クラゲの特性

クラゲは夏の終わりに大量発生することで知られています。
発生の状況は場所にもよるそうですが、その中でも人の脅威となるクラゲの種類があります。

クラゲは刺胞動物と言います。
海中のプランクトンなどの小さなエサを捕らえるための糸状に伸びる触手を持っており、
無数の刺胞という袋状の組織があります。
刺胞の中には刺糸(さしいと)という毒針があります。

くらげ

■毒性が弱いもの

 ・ミズクラゲ

  もっともポピュラーなクラゲで、流れの静かな湾内によく生息しているそうです。
  触っても痛みを感じることは稀ですが、敏感な人は触れた部分が腫れてしまうことも。

 ・エチゼンクラゲ

  日本海湾岸に大量発生することで話題になっているクラゲ
  毒性は弱いとされていますが、実際は非常に複雑な成分をしていて詳しいことが
  よくわかっておらず、中には重症化する人やショック死する人もいらっしゃいます。

■毒性が強いもの

 ・アンドンクラゲ

  お盆過ぎに全国の海水浴場に出没することで知られています。
  刺胞に強い毒があり、刺されるとピリピリと激しく痛みます。
  通称、電気クラゲとも言われます。

 ・カツオノエボシ

  アレルギー反応によって頭痛、吐き気、呼吸困難、脈拍の変化など全身に症状が起こる場合が
  あります。
  また、二度目に刺されるとアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

 ・アカクラゲ

  傘に放射状の赤い縞模様があるのが特徴です。
  刺されると皮膚がかぶれたり、頭痛が起こったりします。
  ひどいときはショック症状が出たりも…

 ・ハブクラゲ

  日本近海のクラゲの中でも特に危険な種類で、沖縄周辺の海岸で見られるクラゲです。
  ハブ毒の数倍の毒性があり危険!

ハブクラゲに刺されたらすぐに処置を!

クラゲに刺されるとしびれるような激しい痛みがあり、赤く腫れたり発疹が出る場合があります。
この場合の応急処置としては…

1.刺胞がついているのが分かる場合は、ビニール袋などで手を保護して慌てずにはがし、
  刺胞の中から刺糸が出るのを防ぎます。

2.海水でよく患部を洗い流します。
  刺胞がついているか分からない場合絶対に擦らないこと。
  そして、真水など海水以外の液体は刺胞に刺激を与えるので厳禁です。
  ※ハブクラゲの刺胞には酢が有効です!

3.クラゲの毒は熱で分解されるそうなので、45度ぐらいの湯に浸けるのも効果的とのこと。
  痛みが引いたら氷などで患部を冷やしましょう。

4.ステロイド系の軟膏があれば塗っておきましょう。

お盆を過ぎた時期の海水浴ではクラゲの大量発生が予想されますので、肌の露出を控えたり、
マリンシューズを履いたりして対策していきましょう。
クラゲを見掛けたら海水浴を終わりにするという判断も良いかと思います!

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