皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
小さい頃に掛かりやすい”はしか“ですが、大人でもはしかになってしまうことがあります。
そのはしかになっている患者数が先月から、増加して来ているとのニュースが御座いました。
はしかとは?
はしかは、主に乳幼児が掛かりやすいウイルス感染症のひとつです。
このウイルスに関しては、一度掛かると体内に免疫が出来るため、二度と掛からなくなる
と言われております。
乳幼児に掛かりやすいことから、免疫をつけるために生ワクチンの予防接種が積極的に
行なわれているそうです。
はしかの特徴
代表的な初期症状としては、、、
- 発熱
- 咳
- 鼻水
- 目の充血
- コプリック斑(口内に出来る水泡のような発疹)
発熱や咳、鼻水に関しては、風邪の症状に似ていることから、はしかと判断しにくい
症状でもあります。
しかし、コプリック斑に関しては、発症後から数日で発現するので、発現した時点で
はしかだと判断出来ます。
この初期症状の期間をカタル期間とも言います。
約3~5日経つ頃には症状が一度軽減されますが、約12~18時間後に発疹が全身に
出てきて熱も上がり、全身の痛みや倦怠感、脱水症状などもあらわれてきます。
このようにカタル期からまた症状が出てくる時期を発疹期と言います。
ウイルスの感染経路
ヒトからヒトへ感染する経路には、飛沫感染、接触感染、空気感染と多彩です。
特に飛沫感染と空気感染においては、最も広がりやすい感染経路なので、
感染者も周りに居る方々も注意が必要です。
はしかに対する治療法と対処
はしかに対する治療法は、予防することでしか無いとされております。
麻疹を発症した患者に接触した場合は、3日以内に予防接種を受ければ麻疹を防げる
と言われておりますが、必ずしも防げるということではないそうです。
もし麻疹を発症された場合は、とにかく安静に過ごすことが大事です。
発症しているときに、寒気や震えが出てくると思いますので、温かい服装を心掛けましょう。
また、高熱を出しているときは、熱を抑えるために汗として体外へ放出しているので、
脱水症状になりやすくなってしまいます。
脱水症状にならないように、のどの渇き具合に関わらず水分を取ることをおすすめします。
尚、病院での点滴だと水分も栄養も補給することが可能なので、水分も取れない苦しい状態
であれば、遠慮なく点滴を行うことをオススメ致します。