皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
季節の変わり目で心身ともに体調が優れない…そうなるとどんどんと呼吸が浅くなり、
身体に良くないことが起きてしまうそうです。
呼吸と心身の安定には繋がりがあり、呼吸筋を鍛えることで気分の安定を図ることが出来、
さらには肺機能を高める良い効果が期待出来るそうです。
今回ご紹介する「肺活トレーニング」では、深呼吸を行なう際に使われる呼吸筋を鍛えて
血液に酸素の取り込む量を増やし、血中酸素濃度をアップさせます。
肺機能を高めるトレーニングになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
☆基本の呼吸
- リラックスした状態で3~4秒かけて鼻から息を吸います
- 口をすぼめ、6~8秒かけて、口からゆっくり息を吐きます
好きな時間帯で無理のない範囲で、毎日1~3セット行ないましょう
それでは基本の呼吸をもとに肺活トレーニングをご紹介していきます。
胸郭のトレーニング
胸郭とは、胸骨や肋骨などの胸の周りにある骨格のことです。
基本の呼吸を行ないつつ筋肉を伸ばすことで胸郭全体のストレッチになります。
- 足を肩幅に開いて真っすぐ立ちます
- 両手を頭の上でクロスさせ、鼻から息を吸いながら腕を上に伸ばします
- 口からゆっくりと息を吐きながら体を右に倒し、鼻から息を吸いながら戻す
左も同様に行なう - この一連の動作を5回繰り返しましょう
肩甲骨のトレーニング
肩甲骨周辺の筋肉を伸ばすことにより、胸周りが開き深呼吸がしやすくなります。
- 背筋を伸ばして鼻から息を吸いながら、手のひらを外側に向けた状態で両腕を開く
この時、肘は90度に曲げる - 口からゆっくりと息を吐きながら、両手の甲同士がくっつくように合わせる
- この一連の動作を10回繰り返しましょう
肋骨まわりのトレーニング
- 足を肩幅に開き、真っすぐに立つ
- 胸の下の左右の肋骨あたりを両手でつかみ、やや上体を反らしながら鼻から息を吸う
- 肋骨あたりをつかんだまま、少し前かがみになって口からゆっくりと息を吐ききる
- この一連の動作を10回繰り返す
風船トレーニング
呼吸筋を鍛えつつ肺活量もアップさせます。
- 椅子に座って背筋を伸ばし、風船を口にあてて鼻から息を吸って口から息を吹き込む
※風船を持っていないほうの手をお腹にあてる - 5回程度繰り返す
いかがだったでしょうか。
今回は心を落ち着かせてリラックスさせる深呼吸を行なうのに必要な呼吸筋を鍛えるため、
4つの肺活トレーニングをご紹介させていただきました。
ぜひとも肺活トレーニングを毎日の習慣にしてみてください。
![肺活トレーニング](https://bioshark.blog/cms/wp-content/uploads/2023/09/23042184_s.jpg)