皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
本格的な夏を前に予想外の暑さ…。
全国的に体温を超える勢いの気温が続き、夜の蒸し暑さで寝付けなかったり、眠りが浅くて夜中に何度か目覚めてしまうなどの悩みを持たれている方はいらっしゃいませんか。
今回はそんなお悩みを解決するためのひとつの方法として、自律神経をやさしく整えながら眠りに誘う夜の3ステップ・ルーティンをご紹介します。
ぜひご参考にしてみてください。
寝つきが悪くなる原因
- 自律神経の乱れ
日中の緊張や情報過多、夜遅くまでのスマートフォン使用などによって、自律神経の交感神経が優位になっている状態が続き、夜になっても脳と体が「まだ活動中」と認識したままになる。 - 季節要因
梅雨や夏の気温や湿度、気圧の変化が激しい気候が、体温調節や体内のバランスを保とうとして自律神経がフル稼働し、体に大きな負担がかかる。
日照時間の減少によって体内時計(サーカディアンリズム)が乱れ、睡眠のリズムにも影響を及ぼす。 - 体のこわばり
背骨まわりの緊張、足先の冷え、お腹の張りが、自律神経のバランスを乱れさせ、入眠を妨げる。

スッと眠るための3ステップ
- 背骨をゆるめる
背骨の緊張をゆるめることで、自律神経のスイッチを「休息モード」に切り替える。
背骨をやさしく動かして柔軟性を引き出すことで、呼吸が自然と深まり、神経の通り道がゆるみ、全身の緊張がほどけていく。
【実践】
1.楽な姿勢で座り、上半身を回しやすい方向にゆったりと回す
2.何周かしたら反対回しも行なう - 足先を動かす
足先を小刻みに動かすと、滞っていた血流が流れはじめ、末端がポカポカと温まり、深部体温も緩やかに下がり、自然な眠気が促される。
【実践】
1.片膝を立てて、足の親指と人さし指を縦にパタパタと小刻みに動かし、隣の指に移動して小指までほぐす
2.反対側も同様に行なう - お腹をほぐす
お腹をゆるめることで副交感神経が優位になり、内臓の緊張が和らぎ、安心感や入眠しやすい状態をサポートする。
【実践】
1.仰向けになり、右側の骨盤の内側を両手の指で軽くおさえて、右足のつま先を左右にパタパタと振る
2.両手を真上にスライドさせて肋骨の際に触れて、同様に右足を振る
3.左側にも順に移動し、左肋骨の際から左腰骨内側と同じように指をあてて左足を振る
ポイントは100%の力で行なうのでは無く、この3ステップをらく~な気持ちで行なうことです。
そうすると自然と心と体をゆるめることができ、スッと眠りに入ることができます。
ぜひ今日からこの3ステップを夜の習慣に取り入れて、質の高い睡眠を感じていきましょう!
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