健康豆知識

脳梗塞は夏場に多い?!

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皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。

脳梗塞は冬に起こりやすいと思っていらっしゃる方は多いですが、
実は夏場のほうが起こりやすいそうです。

理由の一つには、大量に汗をかいて体が脱水状態になりやすくなる状態が挙げられます。
脱水が起きると、血液中の水分が不足して血液の粘度が増すため、血栓が出来やすくなるそうです。

脳梗塞にはさまざまな種類がありますが、その中でも特に重症化しやすいタイプの脳梗塞が
ノックアウト型脳梗塞(心原性脳塞栓)」です。

通常、脳梗塞はtPAという治療薬で治療しますが、ノックアウト型脳梗塞にはtPAが使えない
らしいので、発症するとリハビリ等で復帰までに時間が掛かるそうです。

血栓が大きすぎて、tPAで溶かしても先ですぐに詰まり、薬の副作用もあるので、
結果として重症化してしまうそうです。

心房細動と動脈硬化

血栓が出来る原因は、心房細動動脈硬化があります。

心房細動不整脈の一種
この状態だと、心臓の中の血液がよどみ血栓が出来やすくなってしまうそうです。

もう一つの要素の動脈硬化は、体内の血管が動脈硬化によって傷だらけになると、
フィブリンと呼ばれる物質が、傷を治そうとして固まりやすい状態になるそうです。

この固まりやすくなった状態のフィブリンが心房細動でよどんだ血液の中を通ることで
流れに滞りが発生し、やがては大きい血栓になってしまうようです。

このうち、動脈硬化を予防するための方法としては、スロージョギングなどの
有酸素運動を行なうことだそうです。

そうすると、血管の内側にある内皮細胞が整列して血流が良くなり、血管を広げる
作用のある一酸化窒素も多く出てくるので、血管が広くなるようです。

血管の内側が広がりやすくなれば、血管が傷つきにくくなるので、動脈硬化にもなりづらいのです。
日本人の死亡原因の上位にもある通り、脳梗塞はどなたにでも起こりうる病気なので、
予防していきましょう。

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