皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
外でバーベキューを楽しむ機会が増える一方、食中毒には十分に注意しなければ
ならない時期でもあります。
夏場はカンピロバクターという細菌による食中毒が増加します。
その食中毒の原因は鶏肉にあることが多く、刺身やたたきなどの生食のほか、加熱不足
でも起こっているそうです。
今回はカンピロバクターの説明と症状をご紹介します。
カンピロバクターとは
鶏や牛、豚など家畜の腸管内に生息している菌で、中でも鶏肉が原因となっている
ケースが多くあるそうです。
また、カンピロバクターに汚染されている場合は、鮮度に関係なく食中毒となる
可能性が高いそうなので注意が必要ですね。
食中毒になった時の症状
カンピロバクターによる食中毒は、原因となる食品を食べてから2~7日(平均3~4日)
経ってから発症するのが特徴だそうです。
主な症状は腹痛や下痢、発熱、嘔吐など。
症状が治まってから1~2週間後にギラン・バレー症候群を発症することがあるそうです。
初期症状は風邪と間違われることもあるそうです。
食品安全委員会では、予防の為に肉は75度以上で1分以上過熱することと、肉と他の食品と
調理器具などを分け、肉を触ったあとは手を洗うことを呼びかけているそうです。
焼き鳥やバーベキューなど過熱して食べる料理でも生焼けの場合があるかと思いますので、
食べる前に肉の内部の色を見て、火がきちんと通っているかを確認するようにしましょう!