皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
山菜採りのシーズンですね!
毎年、山菜採りを楽しみにしている方もたくさんいらっしゃると思います。
本日は、全国に自生しているわらびについてお話させていただきます。
わらびの歴史
わらびは万葉集や源氏物語に名前が出てくるほど、古くから親しまれてきた山菜の
一種で草原や原野など、日当たりの良いところに群生するシダ植物です。
わらび餅や非常食用に古くから利用されていて、本格的な栽培が始まったのは、
明治時代に入ってからとのこと。
わらびの種類
わらびには色の違いで大きく分けて2種類あります。
青系統と紫褐色系統のものがあり、一般に山菜として利用されているのは青系統だそうです。
関東では、紫わらびが好まれるみたいです。
わらびの栄養価
わらびには若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEやビタミンK、葉酸、食物繊維が
含まれています。
その中でもビタミンEやビタミンKが多く含まれており、抗酸化作用があるのはもちろん
のこと、血行が促進し、皮膚のすみずみまで栄養素を行き渡らせる若狩りのビタミンです。
また、お腹の中にいる赤ちゃんが育つのに必要不可欠な成分の葉酸も多く含まれ、
妊娠中の方に良いと言われています。
あく抜きは絶対に行なうこと!
わらびはあく抜きせずに食べると中毒を起こします。
また、調理したものであっても大量に食べると、胃壁の出血や貧血症状を引き起こす
と言われています。
わらびの葉には発癌物質であるプタキロサイドが含まれてますが、きちんとあく抜きすれば、
ほとんど分解されるそうなので、あく抜きを確りと行なって、適量食べることをオススメします。
ちなみに栽培種の中には、あくが含まれていないものもあるとのこと。
春から初夏のこの季節にしか採れない旬のわらびをぜひとも食べてみてはいかがでしょうか。