皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
毎年、夏になるとプールを通して発症するプール熱。
ほとんどは子どもがかかる病気ですが、大人がかかるとひどい症状になることも…
今回はプール熱の症状と対策をご紹介!
プール熱とは
高熱や喉の痛み、結膜炎などが主な症状で、手口足病やヘルパンギーナとともに、
夏風邪の代表格とされる病気です。
ちなみに正式名称は咽頭結膜熱と言います。
原因はアデノウイルスで、一年中活動しているため夏でなくても感染することがあるそうです。
強い感染力で、プール以外にもくしゃみなどの飛まつ感染、タオルや食器の貸し借りなどによる
接触感染でも広がっていくそうです。
特効薬がない
ウイルスに感染後、5~6日間の潜伏期間があり、発症中は38~40度の高熱、
喉の腫れと結膜炎も発症します。
※乳児の場合は下痢や嘔吐などの症状が目立ち、目の症状がでないこともあるそうです。
熱が下がりにくかったり、喉の痛みを伴うので、食欲が減退して脱水症状や
栄養不足に陥りがちです。
水分を補給して脱水症状を回避したり、喉越しの良いものを食べるなどして
免疫力をアップしましょう。
プール熱にワクチンなどの特効薬は無いそうです。
もし発症してしまった際には、以下の方法をお試しください。
- 安静と十分な睡眠を確保し、こまめに水分補給する。
- 高熱でぐったりして元気がない時は、解熱剤を利用する。
- 喉の痛みがひどい場合は、うがい薬やトローチ、鎮痛剤を服用する。
- 目やにがひどい時は湿ったガーゼで優しく拭き取り、目薬をさす。
ほとんどの場合は1~2週間程度で完治するそうですね。
ただ、重い合併症をともなうケースもあるそうなので、病状が急変した際には速やかに
医師の診断を受けましょう。
効果的な予防とは
何よりもまず予防が大切ですよね。
プール熱の予防には以下の点を心掛けましょう!
- きちんと手洗いうがいをする。
- プールに入る前後には、シャワーをしっかりと浴びる。
- タオル、洗面器、食器は共有しない
家族に感染者が出た場合は、洗濯物を分けたりなどの配慮も大切ですね。
正しい知識でプール熱を予防して、楽しい夏を有意義にしていきたいですね。