皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
皆様は認知症についてはご存知かと思いますが、若年性の認知症や軽度の認知障害など、
複数のタイプに分かれていることはご存知でしょうか?
本日は、その中の軽度認知障害(MCI)について調べてみました。
MCIとは
認知症の人と健康の人との間の段階にあたる人のこと。
認知機能には複数ありますが、そのうち1つの機能に障害がある状態。
日常生活に支障はないとされています。
MCIの定義
1.記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
2.日常生活動作は正常
3.全般的認知機能は正常
4.年齢や教育レベルの影響のみで説明できない記憶障害が存在する
5.認知症ではない
MCIになると、5年間で50%の人が認知症へとステージが進行するそうです。
認知症とその予備軍を合わせると、その人口は862万人にもなり65歳以上の4人に1人にもなります。
認知症とMCIはとても身近な存在であることがわかりますね。
予防するには
脳の状態を良好に保つためには、食習慣、運動習慣を見つめ直すことが大事です。
そして日々、認知機能を重点的に使うことも大事です。
1.食習慣…ビタミンC、E、βカロチン、DHA、EPA、ポリフェノールを摂る
2.運動習慣…週3日以上の有酸素運動をする
3.対人接触…人とよくお付き合いをする
4.知的行動習慣…文章を書く・読む、ゲームをする、博物館に行くなど
5.睡眠習慣…30分未満の昼寝、起床後2時間以内に太陽の光を浴びる
こういった予防方法がありますので、ぜひとも試してみたいですね。
MCIはなるべく早期に発見して対処していくことも重要なので、本人や家族が何か違和感を感じたら、すぐに専門医に相談しましょうね。