皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
食中毒は夏場だけと思われがちですが、秋冬はノロウイルスやカンピロバクターといった細菌が
猛威をふるうシーズンです。
新型ノロウイルスの「G2・17」も国内で感染を広げています。
カンピロバクターとは
あまり知名度が高くはありませんが、国内でもっとも多い食中毒なのだそうです。
家畜をはじめ、あらゆる動物が持っている細菌で、鶏肉において感染率が高いことが知られており、
牛レバーでも感染が見られます。
症状としては、嘔吐、下痢、発熱などがあります。
潜伏期間は、2~5日間と少し長めですが、健康体だと通常1週間で治るそうです。
予防としては、十分な加熱処理が必要となります。(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)
また、生の鶏肉やレバーに触れた手や調理器具もよく洗いましょう。
細菌性の食中毒については、食肉の加工から調理まで衛生管理が深く関係するので、
仕入れのルートなど、信頼できるお店を選ぶことが大切です。
もちろん自分で調理する場合でも、食肉の取り扱いには十分に注意しましょうね。