皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
昨日、厚生労働省より10代の女性がデング熱に感染したと発表されましたが、
日本国内での感染は戦後初めてとのこと。
このデング熱は、デングウイルスが感染して起こる急性の熱性感染症で、
発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などが主な症状です。
有効なワクチンや特効薬は無く、解熱剤などの対症療法が中心とのこと。
このデング熱はヒトスジシマカやネッタイシマカなどの蚊が媒介するウイルスに
感染して発症するそうです。
日本国内に常在する媒介する能力のある蚊は、ヒトスジシマカで、
青森県以南のほとんどの地域に生息しているそうです。
日中、野外での活動性が高く、活動範囲は50~100メートル程度とのこと。
国内の活動時期は概ね5月中旬~10月下旬頃までらしいです。
海外では、熱帯や亜熱帯の全域で流行しています。
感染しても適切な処置を受けることで、問題無く回復していくそうですが、
渡航される際は、くれぐれも蚊に刺されないように対策していきましょう。