こんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
今年もこれから本格的な夏を迎えようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。
現在も新型コロナウイルスの感染予防の為に、マスクを着用して外出されていらっしゃると思います。
常にマスクしている状態だと体内に熱がこもりやすい上に、喉の渇きも感じにくく、知らないうちに脱水が進んでしまっていることもあります。
そこに夏の暑さが来るとさらに脱水は進み、熱中症になってしまうことも…
今回は夏に向けて、身体の状態を確認するチェック表をご紹介。
ぜひ確認してみてください。
かくれ脱水?!脱水症状チェック!
かくれ脱水とは…脱水症になる一歩手前の状態。
目立つ症状は無く、本人や周囲も気付かない場合があります。
- 尿の回数と量が減り色が濃くなった
- 便秘が続いている
- 微熱が続いている
- 口の中や唇が渇いている
- 手足の指先が冷たく血色が悪い
- 頭痛や筋肉痛がある
- 食欲が減ってきた
- 手の甲の皮膚をつまんでもすぐに戻らない
- 爪を指で押した後、白から元の色に戻るのに3秒以上かかる
- 元気がなく居眠りをしていることが多くなった
- 汗をかくことが少なく、皮膚やわきの下が乾燥している
体内の水分が汗などで大量に失われた場合は、電解質を含まない水やお茶をたくさん飲んでも、喉は潤いますが水分は蓄えられません。
特に高齢者は体内にためておける水分量が少なく脱水症になるリスクが高い為、必然的にかくれ脱水になることも多くなります。
十分な水分と体の機能を調節し、水分の吸収を良くする為に「電解質」の補給が必要です。
この両方を同時に補給するには経口補水液が効果的です。
電解質とは?
イオンのこと。
イオンにはナトリウムやクロール、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがあり、ミネラルに属します。
経口補水液の作り方
材料
- 水・・・・1L
- 食塩・・・3g
- 砂糖・・・20~40g
お好みでレモンやグレープフルーツなど、果汁を少量加えると飲みやすいです。
【注意】自作の経口補水液は、衛生上、作ったその日のうちに飲みきるようにしましょう。
脱水症状に気付いたら、できるだけ早いうちに経口補水液を少しずつゆっくりと飲むようにします。
※持病などがあり塩分や糖分の制限をしている場合は飲む前に医師に相談してください。
こうした対処をしても症状が改善しない場合は医療機関にて受診しましょう。
昨年と同様に今年もマスクが手放せない状態が続いておりますので、熱中症に注意をしながら、暑い時期を上手に乗り越えましょう。