皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
みかんを食べ過ぎて皮膚が黄色くなってしまったというお話を
聞いたことはありませんか?
これは柑皮症(かんぴしょう)という病気なのだそうです。
本日は、その柑皮症について調べてみました。
柑皮症とは
これは、カロテンという成分を摂り過ぎるとなることがある病気です。
ビタミンAの元となる成分で、色の濃い野菜・果物などによく含まれています。
柑皮症では全身が黄色くなりますが、特に手のひらと足の裏で色の変化が目立ちます。
この理由はカロテンが脂溶性という性質を持っているからです。
角層という皮膚の一番表面の部分になじみ、留まってしまいます。
そして、体の中で一番角層が厚いのは手のひらと足の裏なので、
皮膚の黄色さが目立つようになるみたいですね。
体が黄色くなるので健康に悪いのかもしれないと思われるかもしれませんが、
カロテンの摂取量を抑えれば、数ヶ月で自然に元の色に戻ります。
どのくらいのカロテンを食べると柑皮症になるという明確な基準は無いそうですが、
お正月の間にみかんを食べ過ぎたというぐらいでは、柑皮症の心配はないそうですよ。