皆さんこんにちは!
バイオシャークスタッフの石塚です。
学校や病院、会社などの人が多く出入りする公共施設にAEDが設置されていると思いますが、
いったい何のために使うものなのかはご存知でしょうか?
今回はAEDはどういう物なのか、どのような場面でどういう人に対して使用するのかを
ご紹介していきます。
■AEDとは?
AEDとは、心臓が突然止まってしまった人に対して心肺停止の心臓に電気ショックを与え、
正常なリズムに戻し、蘇生させる医療機器のことです。
正式名称は、Automated External Defibrillator
日本語訳で自動体外式除細動器
と言います。
実際の動作においては、一般市民でも使用出来るように設計されております。
使い方としては、電源を入れて、機械の指示に従って電極パッドを胸に貼り付けると、
心電図を解析して電気ショックを与えるかどうかを自動で判断します。
電気ショックが必要だと判断した場合には、機械が指示を出すので、
その指示に従ってスイッチを押すと、自動的に電気ショックを与え、
心臓を正常な動きに戻そうとします。
■なぜ空港や駅、街などで設置されているの?
医師や救急救命士の到着を待ってから治療を始めるのでは、倒れた方の多くを救命できないため、
誰でもすぐに使用出来るようにいろんな場所に設置されております。
日本では、心臓発作により突然倒れて亡くなっている方が1年間に約3万人とも言われております。
日本赤十字や消防署では、AED使用方法を含めた心肺蘇生法の講習を行なっているところも
ある様なので、問い合わせて正しい使い方を一度学んでおくのも今後のために良いと思います。